(注意)
この話には男女性別逆転化現象が起こっております。
苦手な方はりたーんとぅばっくぶらうざ!





 私はエレメス=ガイル(なんで男性名なのかは乙女の秘密なのだ☆)、生体研究所3階に住むカタール型アサシンクロス!
 他の皆みたいに爆裂ドカーン!とかは出来ないけど頑張ってるよ!
 ……なんかもういろんな所から生暖かい視線を感じるけど…気にしない気にしない。気にしちゃダメだよね!
 まぁそんな私にも、ずっと恋焦がれてるお方がいて…うん、皆予想ついてるだろうけどあのお方…。

「あぁ、エレメス。こんなところにいたのですか」




 きゃあーーーーーっ!!!
 噂をすれば何とやら!背後にいたのは私の憧れのお方…さらっさらの金色の髪をたなびかせたハイプリースト殿で…。

「ま、マガレ殿!どどどどうしたでござるか?!」
「どうしたって、そろそろMVPの見回りの時間でしょう。お忘れになって?」

Σはぅあっ!
 しまった…すっかり忘れてしまっていた、しかも今日は目の前のハイプリースト殿、マーガレッタ殿のMVPの日なのに…。
 マガレ殿はお手持ちの懐中時計を見せてくれた。
 はわわわわ、もうこんな時間…!

「あ、あの、すぐ支度してくるでござる!!」
「えぇ、急ぐように」

 マガレ殿はにっこりと笑って…あぁもうその笑顔に心臓が壊れちゃいそう☆
 ぽーっとその笑顔を見つめていたけれど、早く支度しなければならないことは事実で、慌てて駆け出そうとする。
 あ、でもその前に!

「マガレ殿!」
「ん?」
「あ、あの…拙者、ケーキ作ったでござる!よかったら…また後で…」
「何のケーキ?」
「イチゴでござる!!」

 それから少しの間があった。
 どどどうしよう…イチゴ嫌いだったのかな…。

「ありがとう、後で皆でいただこうか」

 そう、にっこりと笑って…。
 ちょ……その笑顔…反則………(キュ〜
 でも、ほんとはマガレ殿専用のケーキだったんだけどなぁ…食べてくれるだけでうれしいんだけど、ね。
 とりあえず食べてもらえるんだし、と笑顔で手を振って自分の部屋へと戻った。




 後に残ったのはにこにことしているハイプリーストで。

「…覗き見はいかがなものかと思いますが?」

 物陰からがさりと現れたのは豊満な胸を惜しげもなくさらすような服を身に纏っているWSの女性だった。

「…何か言いたいことがおありで?」
「…べっつにー。悪趣味だなぁとね」

 どちらが、とくすりと微笑んだ聖職者は、先程とはまったく違う笑みを浮かべていた。

「ケーキぐらい食ってやりゃあいいのに。あいつの顔見てみろーすんげぇしょげちまってさー」
「素直に、自分が食べたいのだと言えばよろしいのでは?」

 先程のおきゃんな空気(…)を吹き飛ばし、二人の周囲の空気は重苦しくなっていった。

「…つぅかさー興味無いってわりに、時計に細工とかして何したいわけー?まだ見回りまで一時間はあるだろ」
「おや、見てて面白いからでは理由になりませんか?」
「サド」
「同じ穴の狢ですね」

 にこにこにこにこと笑う聖職者と不機嫌を露にした鍛冶師が睨み合う。
 そうした時間はすぐ終わった。
 ハワードが背を向けたからだ。

「エレメスんとこ行って来る」
「はいはい、いってらっしゃいまし」

 これ見よがしに速度増加をかけてくる聖職者に苛立ちは更につのった。
 絶対絶対エレメスをあいつの魔の手から救い出してやるううううううぅぅぅぅぅぅう!!!!!!







おまけ
(注意)いつものネタです


inエレメス自室

「はぁ……ケーキ、イチゴじゃダメだったでござるか…」
「エーレメース!何そんな辛気臭い顔してんだよ!!」
「はわわ、ハワード!何しに来たでござるか!!」
「何ってお前の面拝みに……あーいかわらず胸でけぇなぁほんと」(わさわさ
「ちょwやめるでござるよww女の胸なんか揉んだって何も…あ、でも……マガレ殿になら…(ポー…」
「(ムッ)…マガレの何が良いってんだよ。うりゃっ」
「ちょ、呼び捨て…って、ハワード、やめ…アッー!」






失礼いたしました。
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