〜前回までのあらすじ〜
♀になってしまったイレンドは何故か2F女子と一緒にお風呂に入る事に!!羨ましいぞコンチクショウ!!
しかしそこに乱入してきたカヴァク。今後もこのような事があるかもしれないという女子の提案でイレンドたんは
誰かの部屋に泊まる事になったのだが…うらやまs・・(バッシュ!!メマー!!インベナム!!HL!!

_●■二~~~~←作者

〜一時間前〜
その台詞は意外なところから出てきた。

「…イレンド、私の部屋に来ないか?

正直、あの時ボクは思考回路が停止した。

一人でも大丈夫だとは言ったけれど満場一致で却下され。

そして―――――

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〜セニアの部屋〜

そして今ボクはここにいる。もちろんいつもの薄いブルーのパジャマを着て。
いつものようにナイトキャップを被り、いつものようにお祈りも済ませてある。

いつもどおりでないのがこの部屋に居る事、そして薄いピンクのパジャマを着たセニアが居る事。

特に何か変わった様子は無いが…なんとなくセニアのほうを窺ってしまう。

「…イレンド、私の顔に何か付いているか?
「い、いや何も…
「何も付いていなかったらのっぺらぼうじゃないか

そういって微笑むセニア、そして呆気に取られるボク
セニアがこういうジョークを言うとは思わなかった

「じゃあ…つぶらな瞳と整った鼻と――
「…真顔で世辞を言うなっ!

そう言いつつ顔を真っ赤にしてボクの口を塞ぐ。…って口を塞ぎつつ鼻を摘まれると息が出来ませんよセニアさん!!?

「大体今日泊めるのも仕方なくであってだな…
「むー!むー!(意訳:セニア苦しい!手をどけて!
「…どうした?イレンド…?
「むーーーー!(意訳:だから手をどけて―――!!
「あ、ごめん。つい鼻まで摘んじゃった。てへ♪

「つい」で殺されかけると堪らないのですが。それと「てへ♪」はセニアのキャラじゃないと思うんだ。うん。

「…まぁ少なくともトリスの部屋に泊まるよりいいだろう?

それもそうである。トリスは寝る時全裸であると以前聞いた覚えがあるが本当らしい。

「それはともかく明日も早い。早く寝るぞ。
「明日からはボクも戦線復帰するよ。
「…本気か?イレンド。
「大丈夫だよ。自分の身ぐらい守れるよ。
「(いやそうじゃ無くて兄上が…)ふむ…ならいいか。
「うん、今日休んだ分がんばるよ。(すばらしい笑顔で。
「ま、まぁ…なるべく近くにいるから何かあったら呼んでくれ(その笑顔は反則だ…)

そんなやり取りをしつつ電灯を消すセニア。

そしてベットにもぐりこむと、端のほうまで移動し…空いているスペースをぽん、ぽん、と叩いて

「…どうした?早く来い、イレンド。

えええええええええぇぇええぇえぇぇええくぁwせdrftgyふじこlp;@:「Σ(;゚д゚)!!??

「セッセニアッ!ボク達は一応今は女同士であってそのなんというか心の準備ぐぁふぅ!!?

言いかけたボクの顔面に飛んでくる「何か」

「なっ!何を勘違いしている馬鹿者!
「セニア…君はまだスポアブーメランを使えないはずなんだけど…
「知るかっ!!

とりあえず飛んできたスポア人形は投げ返しておく

…余談だがセニアの部屋には全種類の人形が揃っている。
でも流石にオシリス人形とバフォ人形は気合入りすぎですよセイレンさん?

「…一応女同士なんだ、床に寝せるわけにもいかないだろう(////)

すみません。思いっきり床で寝る気でした。

「でも…いいの?
「くどいぞ。女同士で気にする事も…
「…ボクは『あの』マーガレッタ=ソリンの『妹』ですよ…?

その瞬間。

目の前にいたセニアが突然消え、首筋に冷たい感触。

「…すぐに前言を撤回しろ。

いつの間にか背後を取り首筋にナイフを当ててセニアが言う。その声は震えている。

「セニア…いつ忍者に転職したの?
「ベットの反動を使って頭上を飛び越えただけだ。…それより先ほどの台詞が本気なら今すぐ部屋から叩き出すぞ。
「冗談だよ。負けっぱなしじゃ嫌だからからかっただけだよ。

少なからず恐怖を帯びた殺気が消えていく。

「…ふぅ。冗談なら良いけど、寿命が縮むようなのはやめてよね。
「分かったよ。

そして布団に潜り直すセニア、今度は大人しくそれに従い、ボクも隣に入る。

…って顔が近い!顔が近いですよセニアさん!

「あの…
「今度は何だ…?
「い、いや顔が近いのが気になって…

ふぅ。とため息をつき、少し布団に潜り込むセニア。

「ならこれで良いか?

ふむ、確かに顔は視界から消えた。ってセニアさん何処に顔を埋めてらっしゃいますか!!?

「う、うん。

まぁいいか。気にしたってどうせ眠れないんだから。

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〜数時間後〜

―――あれからボクはまるで眠れないで居る。
理由は簡単。既に眠りに付いたセニアが思い切りボクを抱きしめているからだ。

…ボクはぬいぐるみじゃないんですkd…ちょ、む、胸に顔を擦り付けるのは…あっ、ダm―まだこの身体に慣れてないから
敏感なのに…ッ!
こんな感じで顔を胸に擦り付けるは背中に回した手でまさぐるわ足をからめてくるわで…むしろセニアのほうがこういう素質
あるんじゃ…

ああどんな夢を見ているんですかセニアさん。問い詰めたい、小一時間問い詰めたい!

…どうせセイレンさんに抱かれる夢なんだろうけどさ。
そう考えると胸がチクリと痛んだ。

―あれ?なんだろうこの気持ち…もしかして嫉妬?

――そうか、ボクは…ボクはセニアが好きなんだ。

今更気が付いた。気が付くと同時にもっとドキドキしてきた。そして高嶺の花は今、目の前にある。

…ボクはセニアの背中に手を回そうとして。

「ん…イレンド…

そのまま硬直する。まさか起きた?

「…お前は危なっかしい…私が…護る…から……無茶、しない…で………ZZzz…

…何だ寝言か。それにしても…

(やっぱり男なら、護られるより護りたい、かな。

そう思い、決意した。

(…いつかセニアを護れるようになって…そしたらプロポーズしよう。

そう思うと今までのドキドキが収まってきて…

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あとがき

寸止めぢごく発動っ!(ぇ

という訳でお泊り編でした。オチが付いてませんがご了承くださいorz

…とりあえずセイレンさんにこの膿みきった脳味噌にBBを叩き込んでもらっておきます。
   〆(・w・;)
[遺書]   サラサラ
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