〜前回までのあらすじ〜
なぜか朝起きると♀になっていたイレンドきゅん!
その原因はアルマが何処かのアルケミから仕入れたというステキポーションを誤飲したためだと判明した。
しかしこのままではロード内藤・セイレンと這いプリースト・ソリンの餌食になってしまう!!
だが様として対策のめどが立たぬまま初日の夜を迎えようとしていた…

〜2F食堂〜

「…ということなのよカヴァク。
「ふむ、つまり  _  ∩
       ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
         ⊂彡             ということだなっ!?
「ちっがああああああああう!!!(ドグシャア

まるっきり見当外れな事をいうカヴァクにボクはフルパワーでスタナーを叩き込んだ

「…まぁ相手が相手だけに話すだけ無駄だよねー
「…だからやめておけと…それはいいが本当にどうするのだ?(このままでは兄上が…orz
「あら?wセニアはお兄ちゃん取られそうで嫉妬してるー?
「なっななななにをっ!!?そそそそんな訳でわなくてだな…コホン。

赤面して言い訳をするセニアが妙に可愛い。でもその兄上に狙われるボクの身にもなって欲しいものだが。

「…とりあえず明後日の合同食事会について話し合おう。
「センセー
「なんだ?カヴァク。
「ラウレルはどうしたんですかー?
「う…(・・;)

夕食時という事で現在皆が集まっているこの食堂だがラウレルだけは居ない。
唯でさえ鼻血で失血している所にセニアのMBとバッシュを受けたのである。今は動く事さえ出来ないはずだ。
…そういう事もありアルマ特製のお粥―ハーブ類を贅沢につぎ込んだ薬粥―を食べて眠っているはずである。

「ああそれは(略)ってなことがあってねー
「なぁあぁあああにいぃぃいいぃいいいぃ!!!!!羨ましいぞラウレル!!!!!!!!!!!!!
「えぇいうるさいっ!!(バッシュ!!
「ごふっ!!?

素手バッシュを鳩尾に叩き込まれ昏倒するカヴァク。気絶した彼はアルマによって運ばれていった。

「しかしどうしようもないな…
「もういっそのことイレンドを生贄にしちゃおっか?そしたら二度とセイレンさん暴走しなくなるだろうし〜w
「ちょっ!トリスそれだけはカンベン…orz
「トリス…いくらなんでもそれはダメだろう…(主に兄を取られる事が
「冗談よ〜w流石にそんな事はできないわ〜w

…30%ほど本気が含まれている気がしますが?^^;

「まぁ続きはお風呂入ってからにしようよ。スッキリすればいい考えが出るかもしれないし。

と、戻ってきたアルマ。

「うむ、そうだな。
「じゃ〜お風呂の中で話せばいいじゃないw(^ー^)
「…はい?

いまいち状況が掴めないボク。

「つーまーりー
「イレンドも入りましょってコ・ト♪
「な…
「「なんだってええええええええええええ!!

あ、セニアとハモった。

「ちょっと待て!今はこんな姿でもイレンドは男だぞ!それを一緒に風呂などと…
「ボッボボボクは後で一人ではいるからっっ!!

やばい、この状況は非常にマズい

「堅いこと言わないのー
「セニアも気にならない?イレンドのハ・ダ・カw
「う…(////)

いやそこで赤くなられると困るのですがっ!!?

「それに今のイレンドを一人にするのは危険と思わない?

確かにそうだとは思うけどっ!

「…そ、そうだな。実害は無いだろうから…ま、まぁいいだろう。
「けってーいw
「Σ(;゚д゚)

…と、女性陣が納得した段階でボクに拒否権は無い訳で。

ボクは問答無用で浴場に連れて行かれた。

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〜生体研究所大浴場・女湯(仮)〜

「ん〜っいいお湯〜♪
「イレンドーセニアー早くおいでよーw

と、先に脱いで浴槽に浸かっているトリスとアルマ。無論全裸である。

「ま、待て、やはり水着を着てはいけないか?
「ふ、二人とも少しは隠してよ…(////)

で、胸元までタオルを巻いているセニアとボク。

最初セニアは水着を着て入るつもりだったのだが、トリス曰く「お風呂場で水着なんて邪道よっ」という事で却下された。
なお、当然ボクは女物の水着を持っているはずが無いので選択肢が無い。

「もー、タオルなんて巻いてるからかえって恥ずかしいのよーw
「女同士裸で語らいましょう♪
「え…きゃあっ!!
「ちょ、まだ心の準備が…わあっ!!

あっという間にタオルを剥ぎ取られてしまう。

「ト、トリス、頼むからタオルを返してくれ…(////)
「ダメでーす。湯船にタオルを浸けてはいけませんw

もっともらしいが単に遊んでいるだけな気が。

「そんなに恥ずかしがらなくていいじゃない。元々男だとしても実害ないんだしw
「Σ(;゚д゚)酷ッ!!

「うう…わ、分かった…

タオルの奪還を諦め浴槽に口元まで浸かりこむセニア。その顔は綺麗に紅く染まっている。

…セニアには悪いがこんなセニアも可愛いと思った。いつもの凛々しい顔とのギャップがそう思わせるんだろうか。

「大体イレンドもいつもマーガレッタさんと一緒なんでしょ?今更恥ずかしがる事無いじゃないw
「そ…そりゃそうだけど…(////)

実姉の裸と同年代の女の子の裸とではやはり違うわけだし。と、言いそうになり言葉を飲み込む。
こんな事を言った日にはどうからかわれるか分かったもんじゃない。

と、そんなやりとりをしながら髪を洗う。
ちなみにその隣ではやはりトリスが髪を洗っている。いつものポニーテールを解いているのでその黒髪はセニアと同じくらい長く、
普段とは違った印象を受ける。
何より緩やかに伸びる黒髪と白いうなじのコラボが非常に扇情的d…ああいけない何を考えているんだ。

ちなみに背後に居るため見えないがセニアは相変わらず後ろを向いて浴槽に深く浸かりこんでいる様だ。と、そこに。

「どうしたの〜セニア〜♪
「わっ!ア、アルマ何をす…んっ!!
「揉むと大きくなるって言うじゃない♪
「り、理由になってな…あぁっ

…見ちゃダメだ。これは非常に危険な状況だ。少し離れよう。…そうだ体を洗わないと。

「あ、背中流してあげるよ〜w
「あ、うん。ありがとトリス…っ!!?

そう答えた瞬間背中に柔らかい感触が二つ。

「ト、トリス?何か当たってるんだけど…
「当ててるのよw

いやそう言われても。…と後ろを振り向くと何故か先ほどセニアから奪い取ったタオルを巻きつけている。
しかも泡々としている。…まさか。

「ね、ねぇトリス。想像は付くけど…何をする積もりなの?(^^;
「やだぁ〜イレンドったら〜決まってるじゃないw

いやいくらなんでもそれは無いと思うんだけど。

「全・身・ス・ポ・ン・ジ♪w
「ΣΣΣ(;;゚д゚)!!!!!!

〜皆様のご想像にお任せします〜

「…はぅぁぁぁ…

何処か惚けた様子で湯船に浸かるボク。まさかあんな事をされるなんて。…もうお婿にいけないよorz

隣にはセニア。こちらは完全に放心している。先ほどのアルマの攻撃はかなり凄まじかった様だ…

アルマとトリスはお互いに背中を流し合いながらじゃれ合っている。いつも女子の入浴風景はこんな感じなんだろうか?



そんな事を思いつつゆっくりと浴槽に浸かる…が、しかし何か落ち着かない。
何かジロジロと見つめられているような気配が…ん?今壁の辺りが少し歪んだ様な・・・?








…まさかね?エレメスさんもいくらなんでもここまではしないだろうしねぇ…

そう思いつつ浴槽から上がり、放置されたタオルを巻きつけ、壁に近づき…

「…ルアフ!!
「ぐわっ!
「「「Σ(;゚д゚)!!

壁の傍から現れたのは海パン一丁にマフラーという妙な格好のカヴァク。

「くっ取って置きのガードマフラーがこうもあっさり…だがッ!!オパーイは十分に堪能させてもらったZE!

嗚呼カヴァク、それは死にフラグというものだ。

「貴様…覚悟はいいだろうな…

既に気を取り戻しMVP化しているセニア。

「見物料は10MZenyになります♪

いつの間にかタオルを巻きつけ凍りつきそうな笑顔を浮かべるアルマ。

「流石にやりすぎねw

石鹸片手に堂々と一糸纏わぬままこめかみに青筋を出しているトリス。


「でわこれでサラバだ!フゥハハー!!

( ノ∀゚)ノ<オッパイゲトー
= ( ┐ノ


「逃がすかッ!!

(#゚д゚)ノ=================Σ( ノдX)ノ<ゴフッ
( )          (  )
 ||          / /

トリスの石鹸投げであっさりスタンするカヴァク。

「ブレッシング!!x4
「喰らえっ!!(インベナム!!
「代金は後ほど〜#(メマーナイト!!
「砕け散れぇッ!!(バッシュ!!
「もう嫌っこんな生活っ(ホーリーライト!!

『GYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!

…こうしてボロクズのようになった哀れなカヴァクは自室に蹴りこまれた。
なお、今回ヒールは掛けてやらなかった。

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〜食堂〜

「いや〜さっきは驚いたね〜
「まったくカヴァクの奴め…
「でもいつもはあんな事しないのに今日に限ってどうしたんだろーね?
「さ、さあ…?

とりあえず風呂上りということで水分補給をする4人。

「で、この後はどうする?
「どうするって言っても…寝るんじゃ?
「だーかーらーどう寝るか、よw
「4人でお泊りするのもいいですね♪

いやまて。これ以上興奮させないでほしい。せめて寝るときくらい穏やかに…

「…イレンド、私の部屋に来ないか?
「「「…へ?

意外なところから意外な発言。

「へっ変な意味じゃないぞ!先ほどのような事があっても私ならイレンドを護れるだろうと思ってだな…
「…ふーん?w
「新しいフラグが立ったようですねぇ♪
「ちっ違うと言って…そ、それにお前達に任せると何をするか…

確かにそういう意味ではセニアの元が一番安全だ。

「って何でそうなるの!!?一人でも大丈夫だよ!!
「ダメ。
「却下。
「放っては置けん。

「…ハモら無くてもいいじゃんかよぅ…on_

結局流れに乗りセニアの部屋に泊まる事になるボク。

…嗚呼神よ。ボクはどうしたらいいのでしょうか。

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〜オマケ〜

「はぁ〜いセシル〜♪今度はこっちを洗うわよ〜♪
「ひっ!そ、そこは自分で…やぁっ!!
「はいはいw
「もぅ…大体なんで今日に限って一緒にお風呂なんて…いつも弟と入ってるんでしょ?
「そぅなんだけどぉ…今日はイレンドちゃん一緒に入ってくれなかったのぉ〜(TT
「なら一人ではいればいいじゃない…
「うぅ…独りでお風呂は寂しいよぉ〜
「はいはい泣かないの。でもいやらしいことはしない約束なんだからね!
「えぇ〜
「えーじゃないっ!いやらしいことしたらもう二度と一緒に入らないから!
「う〜分かったわ〜我慢する〜
「よろしい。…ところで変な気配しない?
「一人ではいるといつもこうなんですわ…ルアフ!!

「Σしまったでゴザる!

「!!
「覚悟はいいわね?エレメス?(ブレッシングx2速度減少IMグロリアLA!!

〜以下残酷描写に付き割愛〜

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…予想に反して長くなりそうなヤカン。3日間の制約付きのはずがその期間内に次々とイベントが…これが魔力なのか。

ちなみにこの段階で1日目夜。
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