「あー、今日も疲れたわ」
今日も今日とて侵入者狩り。毎日の日課だから別にどうってことないけど。
「今日はもう寝よう、早く寝よう」
わたしは疲れた体を少しでも早く休ませようと床についた。
Zzzzz.......
「ブルアアァァァァァァァアアァァアァァァァァァ!!!!!!!!!」
Σ(`口´;)
ガバッ
「なに!?なんなの!?」
突然隣のカヴァクの部屋から叫び声が響いた。
ラウレルがぶち切れた時並の声の大きさだ。
「貧乳はいらないんだあああああああああ!!おっぱいよこせええええええええええええ!!!」
寝る前に一仕事増えた。今日のラストはカヴァクを殺す。
「おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」
「カヴァクううううううううううううううう!!あんたねええええ!!」
カヴァクの部屋の扉を蹴り開ける。直すのはハワードに任せよう。
しん・・・
誰も居ない。
ほんの数秒前までカヴァクのシャウトが部屋中に響いていたのにカヴァクの部屋には誰も居なかった。
居たという形跡すらない。
疲れてるんだ、疲れてるから変な幻聴がするんだ。もう寝よう、耳栓して寝よう。
Zzzzzzzzz..............
「おっぱい!きたああああああああああああああああああ!!!!!!」
Σ(゚Д゚ )
「ラウレルー!!」
「カヴァクー!!」
_ ∩ ∩ _
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! おっぱい!おっぱい! ミ(゚∀゚ )
⊂彡 ミ⊃
なんで耳栓してるのに聞こえるんだろう? そこまでカヴァク達の声が大きいのか。
だめだ、本格的に頭がおかしくなってきたらしい。
明日マーガレッタに診てもらおう、そうしよう。
隣の部屋から謎のおっぱいコールが流れる中、私はなんとか寝ようとした。
Zzzzz..........
「はぁはぁ・・・ ラウレル、なかなかやるじゃないかっ」
「カヴァク、お前もな・・・」
「貧乳の姉ちゃんばっかり見てるからこんないいおっぱいがあることなんて知らなかった!」
ブチッ
「死にさらせカヴァクゥゥウウゥウウウ!!!」
壁ごしにDS。数十発と撃つうちに声は聴こえなくなった。
だが、隣の部屋にはやっぱり誰も居ない。
結果的にカヴァクの部屋を全壊してしまったがまぁ気にしないことにしよう。
「・・・・ということが昨日あったのよ。」
朝の食事どき、私はとりあえず暗殺や諜報のスペシャリストであるエレメスに聞いてみた。
「それはただの夢ではござらんかwwwwwwwww」
「夢か・・・」
「セシル殿の胸への悩みがそんな夢を見せたのでござるよwwwwwwwwwwww」
「・・・・エレメスは貧乳嫌い?」
「姫以外の乳には興味無いでござるよ(キリッ)」
「あっそ」
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