―ある日のリヒタルゼン旧市街はちょっとした騒ぎになっていた。
ノービスが一人、家を出たきり消息が途絶え既に丸一日が経過していたと言う。
旧市街にはレッケンベル研究所に繋がるとされる下水管があり、仮に迷い込んだとすれば
色々と曰くつきの研究所、無事に発見される可能性は極めて皆無とされていたが…―

セ「全く…今日は何て日だ。エレメスを呼び戻しに二階へ行くと
  まさかこんなに幼いノビたんが一人でウロウロしているなんて…」
セ「思わず保護してしまったが、これは…日頃から目立たない俺に神が天使を授けてくれたんだろうか?」
セ「神なんて滅んだとばかり思っていたが…嗚呼!主よ!貴方の御心に深く感謝致します!!」

(台詞がやや説明的ですがそれだけハイなのですお察しくd)

セ「ああ、それにしてもノビたん可愛いよ可愛いよノビたん…」
ノ「…うー…」
セ「あ、お腹減ってないか?ほら、カトリから失敬したお菓子でよければ…」
セ「ああッ、すまんっ、飲み物を忘れてた…ちょっと取ってk(2秒)っお待たせノビたん!」
ノ「…あうう…」
セ「お腹一杯になったらお兄ちゃんと青箱の開けっこでもして遊ぼうか?」
セ「あ、それとも少し稽古でもつけようか?俺、一応腕には覚えはあると思うんだ。」
ノ「…うう…」
セ「あ、でもノビたんINTに振ってるのか…後衛志望かい?」
セ「じゃあ、カトリかマガレが暇そうなら呼んでー―」
ノ「…う うぅ…(じわ」
セ「!? どっ どっどうした!? ごめんノビたん俺何か気に障る事でもし―…」

ノ「…おうち、かえりたい…」

セ「!!」


―程なくしてノビ子はリヒタルゼン旧市街の一画で発見された。
健康状態には問題なく、両手でしっかりと古く青い箱を抱き締めていたと言う―


ハ「お、セイレンが一人で飲んでるなんて珍しいな。何かあったのか?」
セ「…何でもないさ。」
ハ「何だよ、何か悩んでるなら言ってみろよ?」
セ「…ありがとう。でも本当に何でもないんだ。」
ハ「そうか…まあ、何があったかは知らんけど、そう気に病むなよ。」
セ「ああ…大丈夫だ。」


ハ「何なら俺がその心のモヤを忘れさせてやってもいいんだぜ?こう言う時でも無いとお前とはやr」
セ「ちょww待てよ時に落ち着けwww何でもないつってwwwwアッー!!」
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