「やっすいよー、みてってねー」
「あら?アルマ・・・何やってんの?」
「あー、セシルさん、本業ですよ〜」
「そういやアンタ商人だったんだね」
「意外ですか?」
「まぁ、あんだけメマー連発して収入より支出の方がぶっちぎりで多そうだからね、商人らしくないって言うか」
「酷いですね〜」
「そ、そう。悪かったわね。じゃあ何か買っていこうかな」
「色々見てってくださいね〜」

「ん?白ぽ910z、安いじゃん!」
「はい〜。自力で調達が安さの秘訣で〜す」
「へぇ、冒険者倒してゲットしてるんだ」
「はいっ!これもがぶ飲みしてる冒険者さんから強奪しましたっ!」
「って飲みかけかい!」
「てへ」
「てへ。じゃないよ。信用なくすからやめなさい」
「セイレンさんとかよく買ってきますよ」
「既に売れてるのか!」
「あの人はけっこうカモですからw」
「・・・・・・(今度チクっとくか)」

「そうだ。罠とか売ってる?」
「はいはい〜ありますよ〜待ってて下さいね〜」
「ちょっと売ってくれないかな。最近仕掛けた罠の減りが激しくてね。それだけ冒険者が増えてるってことだろうけど」
「へいお待ちっ!一個45zでどーだっ!」
「へぇーやっすいね」
「中古ですけど手入れはばっちりですよっ!」
「どれどれ・・・うん、中々・・・ん?名前入り・・・『せしる=でぃもん』・・・アタシのじゃん!」
「てへ」
「てへ。じゃないわよっ!消費激しいと思ったら犯人アンタかっ!」
「回収は兄貴。配送はエレメスさんだよ」
「あいつらグルか!今度泣かす」
「そうそうセシルさん」
「何よ!?」
「字・・・練習した方がいいですよ」
「カチンとくること言わないで」

「あとは・・・ミルク200z?これボッタじゃない?」
「これは魔法のミルクですからw」
「魔法のミルク?」
「はいです。これを飲むとですね・・・胸がおっきくなるんですよ」
「な、な、なんですって!」
「あぁっ、大声出さないで下さい。内緒の話なんですから」
「内緒じゃどうみてもボッタにしか見えないよ」
「買いますか?」
「う・・・」
「じゃあ買わないんですね」
「あ・・・いや・・・」
「おっきくなりますよ〜」
「(ごくり)・・・で、でも信用できないじゃない」
「そうですか〜。よっと」
「な、何よその胸を強調したポーズは!」
「私は毎日飲んでます」
「むむ・・・」
「あ、トリスー!このミルク買う?」
「おっ、アルマ。買う買う♪これ凄いよね。」
「はっ、トリスにも負けてる・・・orz」
「毎度ありー。残り少ないなー。セシルさん売り切れなっちゃいますよー」
「!!・・・買う!」
「毎度ありー」

「ねぇ、アルマ・・・あれでよかったの」
「うん。サクラありがとー」
「後で射ち抜かれないよう気をつけなさいよ」


後日、セシル自室にて
「騙された・・・orz」
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