「生体メンバーの休日」

ゲフェン近郊にて


「ちょっとーセイレンー、起きなさいってばー。」
「んあ、寝ちまってたか。すまないな。」
「カトリーヌったら、お弁当一人で食べちゃったのよ?信じらんない・・・何か言ってくれない?」
「そりゃ困るぞ、俺達の飯はどうするんだ?」

この日、俺達は研究所から抜け出して近くの森に遊びに来ていたんだ。
で、のんびり昼寝していたらこうなっていたとはな・・・
人生何があるか全くわからんものだ。

「知らないわよ、ダイエットどころじゃないわよほんと・・・」
「仕方ない、そこらへんで食べ物調達してくるか・・・」
「調達ったって、そこらにいるのはカエルとポリンくらいよ?まさかカエルを食べる気?」
「カエルは鶏肉みたいな味がするって聞いたぞー。案外食えるんじゃないのか?」
「本当に食べれるのかしら・・・」
「まぁ、試してみりゃわかるさ。ちょっと狩ってくるよ。カトリーヌに焼いてもらえばなんとかなるだろう。」

「ちょっと皆ー・・・」
「こんなとこで何するでござるかwwwwちょwwwwやめtアッー!」
「ちょっとそこのアコきゅーん、ちょっとお話しなーい?」
(ダメだこりゃ・・・俺一人で狩ってくるか・・・)

その後

メラメラ・・・むしゃむしゃ・・・
「焼くと案外いけるなー、カトリーヌなんかもう数匹分食ってるぜ?」
「知らないわよっ!そんなものよく食べれムグッ・・・モガモガ・・・ごくん」
「どうだ?いけるだろ。」
「あ、おいしい・・・これ本当にカエル?」
「モグモグモグモグモグモグ・・・」

たまには、こんなゆっくりした時間ってのもいいものだな・・・

「また来ようか。」
「そうね、たまにはいいかもね。今度はたくさんお弁当作らなきゃね。」
「別にまたカエル食ってもいいと思うが。」
「う・・・カエルはもういいわよ・・・」
「モグモグモグモグ・・・」

その後、ちょくちょくここに来るんだが予想を上回るカトリーヌの食欲によりいつもカエルを食べることになるんだけどな・・・

END


あとがき

小説なんて書いたことないけど突発的に作ってみたくなったんで投下してみた。
今では悶え苦しんでいる。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送